LaTeXで亀甲括弧〔〕を出す方法

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LaTeXで文字を入力しているのですが,どうも亀甲括弧(〔こんなの〕)が出せなくて苦労しています.単位表記の外側に〔kg〕という感じで出したいだけなのですが,なかなかうまくできません.

ということで今回はLaTeXで亀甲括弧を出す方法についてまとめてみます.

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今回テストした環境

今回テストした環境はOSがWindows10 64bit,TeXはあべのりさん作のTeXインストーラ3にてフルインストールしたもの,TeX環境として秀丸(祝鳥マクロ)とTeXworksで試しています.

今回はあべのりさん作の「祝鳥マクロ」を使った秀丸エディタとTeXworks上とで再現してみました.基本的に秀丸ではshift-JISで,TeXworksではUTF-8で保存しています.

普通に文字として入力

亀甲括弧はJIS X 0213に1-1-44と1-1-45というコード番号で登録されています.ということで普通にIMEで「かっこ」と入力して変換することで〔〕を出すことができます.

MSIMEの画面

kakko_msime

ATOK2016の画面

kakko_atok2016

GoogleIMEの画面

kakko_googleIME

なのでLaTeXでは普通に亀甲括弧を使えるようです.

なので,とりあえず使う場合にはこれでいいのかもしれません.

\lgroup,\rgroupで表示する

これはε3(仮)さんのところの「TeXで亀甲括弧!(?)」に詳しく書いてありました.

これによると,TeXでは「\big\lgroup」「\big\rgroup」で亀甲括弧が表示できるとのことです.数式モードの中で使わないと改行してしまうようです.

kikkoumoji_tex_dviout_1

DVIOUTで表示できてる.でもちょっと大きめ.「TeXで亀甲括弧!(?)」の記事ではもっと大きな亀甲括弧は出せるものの,小さな亀甲括弧は用意されていないようです.

unicodeで表示

これも最初のとほぼ同じなんですが亀甲括弧がUnicodeのU+3014とU+3015であることを利用して入力してみます.

最低限のソースはこんな感じ.必要なのはotfパッケージとbxbaseパッケージ.でもDVIOUTよりPDFリーダーで見るほうがいいみたいです.私の環境ではSumatraPDFを使用しています.


\documentclass{jsarticle}
\usepackage{otf,bxbase}
\begin{document}

\UI{3014}亀甲括弧のテスト\UI{3015}
\end{document}

U+3014の文字を使うには\UI{3014}とすればいいだけ.

kakko_texworks

3種類の亀甲括弧を比べてみた

ここまで出てきた3つの方法で亀甲括弧をLaTeXで書いてみたものを比べてみます.

kakko_list

かっこよく亀甲括弧を使いたいのですが,unicode文字のカッコは少し幅が大きいようで,私が欲しいものとしては,最初のJIS X 0213の文字を使うほうがいいのかもしれません.

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