株式会社ザッピィ(旧ソフィアデジタル)のワンセグ全録レコーダーARecX6(アレックスシックス)を買った【追記あり】

Pocket

一太郎2015を購入してJustMyShopを見てたら全録レコーダー「ARecX6」の10%オフクーポンが出ていたので悩んだ末に購入しました.

Just MyShop(ジャストシステム)

ARecX6とは,ワンセグを同時に6ch録画することが出来るレコーダーで,USB HDDやNASなどと接続すると数ヶ月録りだめる事ができるのです.

下の動画はソフィアデジタルによるプロモーション動画です。

全録レコーダーというとフルセグだと結構な値段がしますが,このARecX6のようなワンセグ型の全録レコーダーだと安価に構築できるんです.

以前は結構な値段がしていたはずなんですが,昨年末にソフィアデジタル株式会社から株式会社ザッピィに営業譲渡(pdf)されたせいか,いつのまにやら税込で10000円前後で購入できるようになっていました.

設置して運用した感想ですが、このARecX6は人を選ぶレコーダーだと思いました。というのも、ARecX6には次の項目を見て「うーん」と思う人には向いていないようです。
・画像が粗い(そもそもワンセグ画質だから)
・全部のチャンネルを録画したい(6chしか録画できないので7ch以上必要な人はもう1台必要)
・いま放送している番組を見たい(録画した番組しか再生できないのでリアルタイム視聴は出来ない)
・字幕が見たい(ファイルには残っているようだけど今のところ無理)
・Android4.3以降のタブレット・スマートフォンで使えない(今のアプリでは10秒で止まる)
という弱点を理解した上でARecX6を利用していもらえたらと感じます。

とはいえ、ARecX6の独壇場とも言えるシーンも多々あると思います。それは、
・VPN(PPTPサーバー機能)を利用することで出先から映像を視聴できる
・同時に複数の動画を視聴できる
・WindowsやMac OS、iPhoneやiPad、Android(~4.3未満)などの環境で視聴が可能
・サポート外ではあるが3TBや4TBのUSB外付けHDDが利用でき、3TBだと約半年!録画できる
という点です。これらの得意な所、不得意なところを理解した上で購入しARecX6ライフを満喫していただければと思います。

Ads

ARecX6の導入

ARecX6の導入はほんとうに簡単です。今回はBuffaloの無線LANルーターと有線で接続し、アンテナ線とUSB HDDとをARecX6に接続しました。この辺は公式動画が参考になります。

ARecX6には裏にアンテナ入力端子があるのですが、付属のアンテナよりF端子交換ケーブルをつなげてアンテナ線を繋ぐ方が安定すると思います。私はアンテナ線を分岐してARecXC6に接続しました。アンテナ分配器はAmazonが安くてオトクです。

次に、USB HDDとLANケーブルを接続します。この際、USB HDDに電源スイッチがある場合には先にUSB HDDの電源を入れる必要があるようです。

また、公式FAQに推奨HDDとしてBUFFALO、I-O data製品を推奨とあり、ELECOM:LaCieシリーズでは動作しないと書いてありました。また、公式では2TBまでとあるようですが、外付けUSB HDDは3TBを認識しています。3TBだと半年録画してくれるようです。2chでは4TBを確認したという話もありました。

電源以外の配線が終了したらARecX6のACアダプターを接続し、本体裏の電源スイッチを入れてしばらくすると本体右のPOWERの青ランプが点灯するようになります。

ARecX6ランチャーのインストール

ARecX6は設置しただけでは録画してくれません。なのでWindowsやMac OS上で「ARecX6ランチャー」をインストールする必要があります。

私が購入した際にはDVD-Rにドライバーが入れてありましたが、もちろん公式サイトからダウンロードすることが出来ます。

今回はWindows8.1(64bit)とWindows7(32bit)にARecX6ランチャーをインストールしました。ランチャーのバージョンはVer.2.10.1です。Windows8.1にインストールした際にインストールが全然進まなくて心配しましたが放置してると終了したようです。インストールの際のキャプチャをここに置いておきます。

ARecX6_install1

ARecX6_install2

ARecX6_install3

ARecX6_install8

インストールが終了するとデスクトップにARecX6ランチャーのアイコンが出現していました。まずはこのARecX6ランチャーを起動して設定を行います。詳細はこれもまた公式ビデオを参照下さい。

ARecX6_launcher

ARecX6ランチャーを起動すると最初にARecX6を見つける必要があります。ARecX6が見つかればランチャーの「ARecX6アドレス」の欄にIPアドレスが表示されます。検索には「クイック検索」と「通常検索」があります。私の場合はクイック検索で発見できましたが、後述するPPTPサーバーを利用したVPN接続の場合にはクイック検索では見つからずに通常検索で発見することが出来ました。

ARecX6_install4_2

ARecX6が見つかるとランチャーが次のように表示されます。現時点でのバージョン(ファームウェア)は3.03です。このままではチャンネルが設定されていないのでARecX6ランチャーの「設定」でチャンネルを設定します。設定はARecX6のIPアドレスをブラウザから直接入力しても可能です。その前に、ARecX6ランチャーにある「証明書登録」を登録しておく必要があります。「証明書をインポートしました。」と表示されれば大丈夫。あと、Flashのアップデートをして最新にしていないと動画が表示されないようなので更新しておきましょう。

証明書がインストールされたかどうかは、コマンドプロンプトから「certmgr.msc」と入力し、「信頼されたルート証明機関」の発行先と発行者ににARecX6のIPアドレスがあることを確認します。

ARecX6_cert

「設定」からチャンネルを設定し、録画保存先を設定しておきます。私の場合外付けUSB HDDをつなげたのでフォーマットをする必要がありました。あとは公式動画通り。録画開始をしても録画終了にならないと視聴できないのでしばらく放置しておきます。その後ちゃんとARecX6ランチャーで「CH1」から「CH6」までが○になっていることを確認しましょう。

ARecX6_install5

番組の視聴はARecX6ランチャーの「視聴」をクリックするか、ブラウザに直接「IPアドレス/filelist.php」と入力することで視聴トップページに接続します。直近の番組が表示されているのでクリックして再生するか、検索(過去番組表からや検索機能で)して再生することが出来ます。IE推奨と公式に書いてありましたが、Firefoxで普通に視聴できました。最初音声が出なかったのですが、ボリュームを1段階下げると音声が出るようになりました。

ブラウザでの視聴はとても簡単で、左右の矢印キーで15秒進む/戻すが出来ます。昨夜のTNCニュースのタイトルとブラウザでの視聴はこんな感じです。

ARecX6_from_Firefox

iPhoneやiPadで視聴する

iPhoneやiPadではARexX6 Playアプリをダウンロードして同一ネットワーク上で実行するのですが、ワンセグは軽いのかVPN経由でもらくらく視聴できます。ちなみに2015/03/08のめんたいワイド増刊号のオープニングの画像をiPhoneで視聴した時の画像をアップしておきます。画像で見るとむちゃくちゃひどく見えますが、動いているとそれなりに見えます。

IMG_7190

IMG_7189

IMG_7191

Androidアプリは下からダウンロードできますが、どうもAndroid4.3以降は10秒しか再生できないようです。なので最近のAndroidではちょっと無理かも。

[applink
url=”https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sophiadigital.arecx6player”]

ARecX6 Play
カテゴリ: ユーティリティ
現在の価格: 無料

ARecX6が出た当初と異なり、ファームウェアも無料だしデバイスも制限ないしと画質を除けば文句なしのARecX6君であります。

【応用編】VPN経由で視聴する

最近のルーターにはVPN機能がついているものがあるようです。私が利用しているルーターはBuffaloのWHR-300HPというものですが、他の機種でも設定はそんなに変わらないと思います。
今回は自宅インターネットのIPアドレスをPlanexのDDNSサービスに登録し、ルーターのPPTPサーバ機能を利用して外から自宅にVPNして家庭内ネットワークにいるようにARecX6に見せかけることで視聴します。

PlanexのDDNSサービス「Cybergate」とダイナミックDNSクライアントソフトのDiCEを利用することで自宅のルーターにドメイン名でログインする方法は「【DDNS】Chromeリモートデスクトップで外から自宅PCを使ってみる【WOL】」で書いていますので参考にして下さい。我が家のADSLサービスのようにほとんどIPアドレスが変わらないのであればDDNSする必要もないのですが、最近の光サービスなどではルータの再起動や停電でIPが変わる場合があるので参考までにどうぞ。

Buffaloのルーターでは「Internet/LAN」にある「PPTPサーバー」でPPTPサーバー機能を「使用する」にすることで外部からVPN出来るようになります。

その際にはユーザー名とパスワードが必要なのでPPTP接続ユーザーを作成しておきます。このあたりは公式の「外出先から自宅や社内のネットワークにアクセスする(PPTPサーバー機能)」をご覧下さい。BuffaloのDDNSサービスは有料なので今回はルーターでDDNSは設定せずにDiCEで設定しています。

WindowsからVPN接続でログインする方法はBuffaloの「外出先で使用するパソコンの設定をする(Windows Vista)」を参考にして下さい。Vistaですけど大体一緒のはず。

iPhoneやiPadからは設定→一般→VPNから「VPN構成を追加」で「PPTP」を選択し、説明にサーバ名、サーバにサーバのアドレス(またはIPアドレス)、アカウントにPPTPユーザ名、パスワードにPPTP接続時のパスワードを入力して保存すると設定完了です。VPN接続する時は設定→VPNをONにしてしばらく待つと上にVPNと表示されれば接続完了です。IPアドレスを確認して自宅のネットワーク内のアドレスであれば大丈夫。

ARecX6でわからないことがあれば…

公式サイトのQ & Aが充実していますのでまずはこちらをご覧下さい。あと、2chのDTV板にも「【ワンセグ】ARecXについて語るスレ Part2【6局録画】というスレ(落ちたらこちらにアーカイブしてます)があるのでこちらもどうぞ。

クラウド視聴

Ver3.00から「クラウド」が利用可能となりました。VPNでログインしない場合、外出先からの視聴は不可能だったのですが、クラウドに保存することにより可能となったんだそうです。これも公式の「クラウドご利用の手引き」をご覧下さい。クラウドでは標準で約3時間分である500MBの容量がついています。「クラウドに保存」を押すことにより番組をクラウド上にアップロードしてくれます。クラウドの容量は追加購入することで1GB月額190円で利用できます。

ARecX6_cloud2

ソフィアダイレクトの会員登録をした際のIDとパスワードでログインすることによりクラウドに転送が可能となります。クラウドに転送した動画はVPN接続してなくても通常のWi-Fi接続で視聴が可能です。外で見たい動画は自宅でクラウドに転送しておくと便利です。ブラウザでのクラウド確認はこんな画面です。

ARecX6_cloud3

クラウド転送はVPNとかDDNSとかがめんどくさいという人にとっては秘密兵器になるでしょう。3時間分は無料なのでぜひやってみましょう。

ARecX6を使い出して数日、今の一番の悩みは6chをどれにするかです。子どもがいるので教育テレビは外せないし、NHK総合もニュースあるし…
NHK1、NHK2、KBC、RKB、FBS、TVQ、TNCのうちどれを外すか。悩みます。

ARecX6の停止

ARecX6を運用し始めてから17日目、ついに録画が停止しました。NHK総合が原因のようです。

「Tuner LSIから応答がありません」というエラーのようです。気がついたのがはやかったので被害は少なかったのですが、これから夏場を迎えどうなることか少し心配です。

とりあえず今日の録画状態を残しておきます。

arecx6_20150326

【追記2015/07/06】 ARecX6をもう1台購入してしまいました。2台のARecX6の運用については「2台目のARecX6を購入しました」をごらんください。


2件のコメント

  1. 千野 敦

    異常停止:Tuner LSI から応答がありません。
    このエラーが頻発するため、安心して使えない!

    • nanhen

      千野さん,コメントありがとうございます.
      異常停止の件ですが,どうも原因が何種類か考えられるようです.
      (1) アンテナ入力が強すぎる
      (2) アンテナ入力が弱すぎる
      (3) 本体の不良
      アンテナ入力ですが,強すぎても弱すぎても駄目のようです.
      また,千野さんのエラーはどの程度の頻度でおきるのでしょうか?数日に1回などであれば毎日再起動してくれる設定があるのでそれを利用するといいかもしれません.
      我が家で運用している2台は最近月に1回停止するかしないかくらいです.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です